さぁここからがいよいよ本番です。まずはじめに車のタイヤを宙に浮かせてタイヤを取り外せるようにするため、
オイルジャッキで車をリフトアップします。怪我をしない様に注意して作業開始しましょう。
step4 車体を油圧ジャッキでリフトアップ(上げる)
注意するポイントは以下です。
- ・ジャッキのバルブが閉まっていることを確認
- ・ジャッキアップポイントの確認
- ・車体を油圧ジャッキでリフトアップする
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ジャッキのバルブが閉まっていることを確認
オイルジャッキは油圧を利用して、車の持ち上げるものだとstep3で説明しました。リフトアップ時場合はバルブを閉じる必要があります。実際にバルブを時計回りにまわして締まっているか確認します。
ジャッキアップポイントの確認
ジャッキアップするポイント(場所)は、基本的に車のフレームです。
重量バランスが均等になるように左右の中心にポイント(場所)を狙います。
さらにリアタイヤの場合、ガソリンタンクをポイントにして壊さないように注意しましょう。
ISISの場合のフロントのジャッキアップポイントです。
特に専用の場所はありませんでしたので、左右センターに近いフレームをポイントにしました。
ISISの場合のリアのジャッキアップポイントです。
ジャッキアップ用のポールが出ています
車体を油圧ジャッキでリフトアップする
ジャッキアップポイントが確認できたら実際にリフトアップさせます。
順番としては重いエンジンのあるフロントは後回しにして、軽いリアタイヤから始めましょう。
ゆっくり慎重に、リフトアップさせます。タイヤとホイルハウスの隙間が広がってきて、
しかし、左右のタイヤが地面からまだ浮いてない状態まで上げます。
タイヤがまだ地面に接地している状態で、左右のタイヤのナットを十字レンチで少しだけ緩めます。
ちょっと力がいる作業です。決して何回転もさせて緩めてしまわないように。
ナットを半回転(180度)程させるだけです。手や腰を痛めないように。
決して固いからと言って足で蹴っ飛ばしたりして急激な力を加えないようにしてください。
ナットでとめるネジが割れて大変なことになります。必ず腕で行いましょう。
全て緩めたらリフトアップします。最低でも地面からタイヤが2〜3cm浮くまでゆっくりと確実にジャッキアップしましょう。
車と地面の隙間にフロント用に用意したタイヤを差し込んでおきます。
万が一車が落ちてしまった時に車体が地面まで落ち着ることを防ぐためです。
交換している両側のタイヤの傍に、今は利用しないタイヤを差し込んでおきましょう。