Step2 必要な道具

タイヤ交換に必要な道具
タイヤ交換作業には、車を上げる(浮かせる)道具として「ジャッキ」と、タイヤを取り外す「レンチ」が必要です。 普通これらの工具は車載されています。工具の設置場所は車種によって違いますので、取扱説明書を参照ください。

しかし自動車メーカーの用意した標準車載工具は「低コスト」「最低限」なので「使いづらく」「作業が大変」です。 そこで「早く」「楽に」「簡単に」作業できる様、少額を投資して道具を揃えてしまう事をおすすめします。 全て揃えても15,000円でお釣りがくるはずです。数回業者に依頼したと思えば元が取れます。 是非この機会に、購入してしまいましょう。

ここで紹介する私のタイヤ交換方法に必要な道具は以下です。

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油圧ジャッキ

油圧ジャッキ
ジャッキ(フロアジャッキ)は、車を持ち上げタイヤを浮かせる道具です。メンテナンス用に標準で車載されているジャッキは、パンタジャッキが多いですが、ここでは「油圧ジャッキ」を推奨します。 これはパンタジャッキと比べて「油圧」を利用する為、弱い力で車を持ち上げられます。力の弱い女性でも車を軽々ジャッキアップさせることが出来ます。 また、油圧ジャッキは力があるので、車の中心部を持ち上げれば、一度に前輪又は後輪の2本を浮かせられますので、作業の手間が半分で済むメリットもあります。

油圧ジャッキは、カーショップやホームセンターで販売されています。価格は5000円前後です。特に注意しなくてはならないのは、車の下にジャッキがもぐりこませられるかです。 この場合にはローダウン用のジャッキを選ぶといいでしょう。どれを選べばいいのかわからない場合は、お店の人に聞いて下さい。

十字レンチ(オール金属)

十字レンチ
レンチは、タイヤを止めてあるナットを「絞めたり」「緩めたり」する道具です。 メンテ用で車載されているレンチはL型のレンチで、力が入れづらく、作業も時間がかかるので、「十字レンチ」がおススメです。。

これは両腕で力を加えられるので、L型レンチと比べて半分の力で回すことが出来ます。 十字レンチは棒形のレンチ2本を組み合わせたものですが、接合部がプラスチック製のものは強度に不安があるので溶接品を選んで下さい。 値段は溶接品でも1,000円以下です。

トルクレンチ

お金に余裕がある場合はナットを締め付ける強さを正確にコントロールできる「トルクレンチ」を購入しましょう(私は現在こちらを利用中)。 値段は4,000円以上しますが持っておいて損はありません。これでネジを緩めることも可能ですが、トルク調整がおかしくなるので締める場合だけに使いましょう。

グローブ(革製)

グローブ
タイヤ交換作業は通常触れない車のボディー内側や下面のエッジなどで手を怪我する恐れがあります。 そんな時にはこちらのグローブをつけておくと怪我を防止でき、滑り止めにもなります。 軍手は滑りますし(ゴムの粒が表面にあるなら滑りませんが)、薄く強度が弱いので、革製グローブを用意しましょう。 1,000円前後で購入できます。

タイヤストッパ

タイヤスストッパ
タイヤストッパは、その名の通りタイヤを動かないように固定する道具です。500円位で販売されています。 タイヤ交換では車体が斜めに浮かきますので、ストッパでタイヤを止めておかないと、車がズレて動いて危険ですので必ず利用しましょう。

エアゲージ

エアゲージ
タイヤには適正空気圧がありますが、これを確認するためはエアゲージが必要です。1000円位で販売されています。 タイヤにエアーを入れる時の空気入れにもゲージが付いていますので、それで空気圧のチェックが行えますが、一つ持っているとどこでもチェックできて便利です。

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もし自信がない場合は作業を諦め、近くの「カーディーラー」「ガソリンスタンド」「カーショップ」へ依頼しましょう。

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